「広場」のスタイルチェンジ

「南十三の会の広場」を開設して6年が経った。 この間多くの会員の方々のご協力もあり、今日を迎えることができた。 そんな中、これまで内容の構成を変更した「モデルチェンジ」は大小合わせ何度か行ったが、ページの配色や文字の変更は一度も実施しなかった。 そこで、開設7年目を迎える今年、「スタイルチェンジ」を行うことにした。
 
今回、まずトップページのスタイリングを変更してみた。 目的は「見た目」と「見易さ」を向上させることにある。
とはいうものの、配色は個人の”好み”に属するものであり、当方の狙い通り”向上”したかどうかいささか心配である。 また、色の見え方はパソコンの特性によって多少違ってくるので、こちらも同じく心もとない。
読者の皆さんの中に、異論があればぜひお聞かせいただきたいと思っている。
 
ともあれ、今年も引き続き「広場」をご愛読いただくようお願いいたします。
1月8日に「広場」を更新した。
 

一年を振り返って

フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」が襲撃されるという事件で幕を開けた2015年もあと5日で幕を閉じる。
今年も多くの嬉しい出来事や悲しい事件があった。
 
政治の分野では、日本中にさまざまな議論を巻き起こしながら9月に安全保障関連法が成立した。 この法案についての賛否はさておき、近年政治に無関心と言われていた大学生や高校生までもが法案について声をあげたことは注目に値する。
 
経済の分野では、3月に北陸新幹線の長野-金沢間が開通した。 これで富山県や石川県も東京からの日帰り出張エリアになり、また多くの観光客がこれらの地を訪れることになるだろう。 さらに10月には環太平洋経済連携協定の大筋合意がなされた。 この結果 GDP世界一位の米国と三位の日本を含む12ケ国による巨大経済圏ができあがる。 日本にとっていい面もあればつらい面もあると思うが、長い目で見れば多くの国民にとってプラスが多いのではないだろうか。
 
科学・技術の分野では、昨年に続き日本人のノーベル賞受賞者が誕生した。 北里大学の大村 智名誉教授に医学生理学賞が、東京大学梶田隆章教授に物理学賞が贈られた。 一昔前はノーベル賞受賞者が出ると大変驚いたものだが、昨今は今年もか、という気持ちになる。
 
スポーツの分野では、1月に白鵬が優勝し、大鵬の通算優勝記録を塗り替えた。 記録は破られるためにある、とはいうものの柏鵬時代に育った者としては複雑な気分になるのが不思議である。
さらに10月には、ラグビーW杯イングランド大会に出場した日本チームが3勝1敗の好成績をあげ、世界中を驚かせた。 2019年の日本大会での8強入りを期待しよう。
 
一方で、これまで我々に生きる勇気や楽しさを与えてくれた多くの方々が旅立っていった。
芸能・芸術分野では、歌舞伎の坂東三津五郎さん、落語の桂米朝さん、橘家円蔵さん、俳優の愛川欣也さん、歌手の加瀬邦彦さん、女優の原節子さん、川島なお美さん、加藤治子さん、作家の阿川弘之さん、野坂昭如さん等、スポーツ分野では柔道の斉藤仁さん、大相撲の横綱北の湖大関貴ノ浪等、政治・経済分野では町村信孝さん、塩川正十郎さん、元富士ゼロックス社長の小林陽太郎さん等々。 ご冥福をお祈りいたします。
 
今年一年、「広場」をご愛読頂き、そして多くの記事を提供頂きありがとうございました。
引き続き来る年もご愛読、ご協力をお願いいたします。
 

ラグビーW杯イングランド大会

ラグビーW杯イングランド大会は優勝候補の筆頭に挙げられていたニュージーランド代表オールブラックスの優勝で幕を閉じた。
オールブラックスは、主将のFLマコウやSOカーター等の百戦錬磨の選手を中心に攻守にバランスがとれ、他のチームに比べレベルが一枚も二枚も上の実力を持っていて、順当な優勝であったと言える。
 
その中で、特筆すべきは日本チームの活躍であった。 日本は1987年の第一回大会から8回連続出場の常連ではあるが、この大会で過去通算1勝21敗2分と力の差を見せつけられてきた。 しかし今回は初戦の強豪南アフリカに競り勝ち世界を驚かせ、その後スコットランドには敗れたものの続くサモア、米国に勝利し、3勝1敗の好成績を収めた。 その南アフリカ戦の最後のトライの場面は今大会で最も印象に残る場面に選出された。
 
誰も予想しえなかったこの日本チームの活躍は、HCのエディ・ジョーンズの存在抜きには語れないだろう。
彼は、日本に来る前に第5回大会でオーストラリアチームを率いて準優勝した経験を有し、来日後はトップリーグサントリーのHCに就任し、それまで優勝争いに加わるものの後一歩優勝に届かないチームをトップリーグの優勝常連チームにレベルアップさせた能力の高い監督である。
 
そのエディ・ジョーンズが目指したのは日本人の体格にあった戦術であった。 最近の日本人の体格は一昔前に比べれば大きくなったとは言え、欧州やオーストラリア、ニュージーランドの国々の人に比べまだ小さい。
そこでエディが採用したのは、小さい体格を利用した低いスクラムでFW9人の力を効率よく使うことと、グラウンド上の球の奪い合いの後相手選手より短い時間で起き上がりラインに戻ることであった。
 
今大会の試合を通してこの戦術は的中し、これまで体力で圧倒されていたサモアや米国に勝利することができたと言える。 今回の日本チームの活躍は日本中で話題になり、大勢のラグビーファンが生まれた。
特に、五郎丸選手のキックポーズもあり、それまであまり関心を寄せなかった女性や子供にまでファン層が広がった事は喜ばしい状況である。 次のW杯は東京オリンピックの前年 2019年に日本で開催される。 それまで健康を保ち、ぜひ試合会場に足を運ぼうと思っている。 

一年を振り返って

今年も残すところ今日を含めて5日となった。 あらためて時間の過ぎ去るのが早いと感じる。
今年は年明け早々ノーベル賞級の大発見か、と騒がれた「スタップ細胞ニュ-ス」で始まった。
その後、国際的にはソチ五輪ウクライナ危機、エボラ出血熱騒動等々、そして国内では消費税増税御嶽山噴火、衆議院総選挙等々、最後は青色発光ダイオードに伴う日本人三博士のノーベル物理学賞受賞で締めくくった。
 
また、我々13回生関連では、各地域での同期会開催に加え、3年ぶりの13回生同期会が佐世保で開かれた。
前回に比べて参加者が少なかったのが気になったが、参加した同期の友の元気な姿が印象に残っている。
 
そうした中、今年も我々に生きる喜びや勇気を与えてくれた多くの人々が旅だってしまった。
映画の世界では高倉 健、菅原文太宇津井健蟹江敬三、林 隆三、淡路恵子山口淑子(李 香蘭)、米倉斉加年等々の皆さん、歌の世界では安西マリア、やしきたかじんジョニー大倉山口洋子(横浜たそがれ他作曲)、まどみちおぞうさん他作曲)等々の皆さん、作家の渡辺淳一、TV界で山本文郎、周 富徳、小林カツ代永井一郎(波平さん)等々の皆さん、スポーツ界では相撲の龍虎、野球の香川伸行、政治の世界では土井たか子エドワルド・シュワルナゼ、そして最後の日本兵 小野田寛郎の皆さん方である。
ここに皆さんのご冥福をお祈りします。
 
今年一年間、南十三の会員の皆様には多大なるご支援とご協力をいただきました。
あらためて感謝申し上げるとともに、来る年も変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

孫からの手紙

昨日、幼稚園に通う孫から手紙が届いた。
何事かと見てみたら、二人の絵が描いてあり、おじいさん、おばあさんの注釈がつけてあった。 そうか、明日は「敬老の日」で、我々二人に対するお祝いの手紙だと嬉しい気持ちになりながら、一方でなにかしら複雑な思いも湧いてきた。
 
今日は、せめて自分の身体は一生自分でコントロールできる状態にしておきたいと、午後トレーニングジムに出かけた。 いつもの通り受付の手続きを済ませ、料金を支払おうとしたら、顔なじみのトレーナーから「本日は、65歳以上の方は無料です。」と笑顔で言われた。 「オイオイ、今日はいやに親切だな。いつも、あ~やれ、こ~しろとウルサイのに。」とツッコミを入れたら、「とんでもない、人生の先輩にはいつも親切にしています。」と返してきた。
 
思い返せば、小学生の頃は人生50年、中学生の頃は人生60年、結婚した頃は人生70年と言われ、平均寿命がどんどん伸びていく中で、敬老の日は他人事のように思っていた。 しかしながら、今男性も人生80年となったとはいえ、さすがに敬老の日の対象に自分自身も含まれていることを認めざるを得ないようである。
 
本日15日に”広場”を更新した。
 
 

一歩後退二歩前進

ブラジルで開催された FIFA 2014 World Cup は、ドイツの優勝で幕を閉じた。
今回のW杯は世界のサッカー界にとっても、日本のサッカー界にとっても前回の南アフリカW杯から大きな変化があった大会となった。
 
まず、世界のサッカー界では、前回の大会で”チキタカ サッカー”と称され、ボールを保持して細かくパスをつないで得点に結びつけ、優勝したスペインがグループリーグで早くも姿を消した。
この最大の原因は、この4年間で”チキタカサッカー”に対する研究が進み、各国が対応策を採ってきたことと、スペインチームのメンバーの世代交代がうまく進まず、年齢が高くなったメンバーで戦わなくてはならなかったことであろう。
 
このスペインに対して、トップ4に残ったドイツ、アルゼンティン、オランダおよびブラジルのうちドイツ以外の3国は、似た戦法を採っていた。 すなわち、守備を固めて、機を見て前線にロングボールをおくり、前線で待ち構えている卓越した技術をもつFWの個人技で得点をあげるというものであった。 この戦法を可能にしたのは、アルゼンティンのメッシ、オランダのロッペンそれにブラジルのネイマールといった現在の世界サッカー界のスーパースターがいたからである。
 
これに対し、ドイツはこの3人ほどのスパースターを持ってはいなかったが、GKをはじめとした固い守備力とどこからでも得点できる攻撃力の厚みに加え、相手の出方に応じ戦法を変えることができる柔軟性を有していたことが、優勝できた要因である。
 
翻ってみて、日本チームは、前回南アフリカ大会からさらに上を目指すべく、ボールを保持して敵陣で攻撃を続ける戦法をとった。 しかしこの戦法はスペインの戦法に近く、上述したように世界で研究し尽くされていた。 このため戦法を変えればよかったのだが、日本にはメッシやネイマールほどの一人で得点をとることのできる能力の高い選手はいなかった。 さらに「自分たちのサッカーをやれば勝てる」と言って、自分たちがそれまで作り上げてきた戦法にあまりに強くこだわってしまった。 もちろん、今回の日本チームのボールを保持して、敵陣で攻撃を続ける戦法が必ずしも間違いであるとは言えないが、少なくともグループリーグの相手はすべて上位ランキングであり、「自分たちのサッカー」をやれば勝てるほど甘くはなかったのである。
 
先日、日本チームの新しい監督としてメキシコ人のアギーレさんが就任した。 9月に入ってさっそく2試合が行われ、そのためのメンバーは約半数がこれまでのメンバーと入れ替わった。 戦法がどういったものになるのかまだ明確ではないが、これまでとは違ったものになりそうである。 この4年間作り上げてきたものにさらに新しいものを付け加えて、一段上のレベルに向かっていってほしいものである。
8月5日に”広場”を更新した。
 

”南十三の会の広場”モデルチェンジ

2014年6月付で、”広場”をアップしている「ヤフージオシティーズ」が大幅なサービス内容の変更を行った。
その結果、”広場HP”にリンクさせている”南十三の会の会員のブログ”である「Geolog」機能および”広場”管理者の日記ページ"Koichi@Shonan"である「Diary」機能のサービスが廃止された。 さらに、HPの編集やファイルの管理を行う「ファイル編集・管理」システムが変更された。
 
この対応策として、「Geolog」と「Diary」の機能を「ヤフーブログ」システムを利用して継続することにし、それぞれ”南十三の会会員のブログ”および"Koichi@Shonanの日記」というタイトルで機能を継続することにして、「Blogs」および「Diary」という名称で”広場HP”にリンクさせた。 なお、これらの変更を行うため5月から6月にかけてかなりの時間をとられ、HPの更新が予定より大幅に遅れてしまった。
 
そんな状況もやっとほとんどの処理を終えることができ、このたびHPの更新を行う運びになった。
今後より一層、同期の朋の情報交換や情報発信の場として活用して頂けることを期待する。